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【農産加工販売科】訓練がスタートして1ヶ月が経ちました。

3月1日(水)求職者支援訓練「農産加工販売科」訓練が始まりました。

農産加工販売科は、3月1日~8月31日までの6ヶ月間で農産加工物の製造、販売・流通、また原材料となる農産物の生産方法など、6次産業化に取り組める人材となるため必要な基礎知識・技能を学べる訓練です。

今回、新たに入校したのは男性2名女性5名計7名の訓練生。農業の訓練では初めて女性の人数が男性の人数を上回りました~(´ω`*)女性陣の元気パワーに期待しています♪

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入校式の日は7名みんなが揃い、元気にスタートすることができました。これから始まる勉強への不安や、新しい仲間との出会いに緊張している様子を見せる訓練生…o(;-_-;)oドキドキ

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そんな雰囲気を一掃させる入校式後恒例となった「他己紹介」では、今まで取り組んだ事や、趣味の話、そして訓練を通しての夢の話意気込みなどを聞かせて頂きました。訓練生同士、お互いの事を知る事ができ、だいぶリラックス出来たようでした(^O^)

 職業人講話の授業

昨年に引き続き、今年も職業人講話を担当して頂いたのは「みのだ夢来(むら)工房」を経営されている蓑田先生。(前回の様子はこちら

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授業では「みのだ夢来(むら)工房」の今までと現在の活動内容や、地域活性化・人との交流の大切さ、そして今後の目標等をお話しして頂きました。また、無農薬栽培をしていく上での工夫点、農産物を加工するにあたっての食の安全に関する心がけなど、実際に「六次産業化」を確立させた蓑田先生ならではのリアルな話に訓練生は、「六次産業化を仕事にするために」という事に対して改めて心構えが出来たようでした。

いちごジャム作り

午後からはいちごジャムの定義についての講義、そして実際に蓑田先生指導の下、いちごジャムの製造体験をしました。

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いちごのヘタ取り→洗浄→煮込み→糖添加→酸添加濃縮→判定→仕上げ→計量→密封→殺菌→常温冷却
最後に専用のヒートガンを使用し、シールキャップをしっかりつけて完成!

とても色鮮やかないちごジャムに仕上がりました~(∩´∀`)∩おいしそう!

蓑田先生の一日の授業を受けた訓練生から「蓑田先生の六次産業化に取り組む考えや体験談についての話は大変に勉強になり、実践的ですぐにでも役立ちそうです」との声があり、いろんな知識技術を吸収できたようでした。

たかトラ君の爪交換に挑戦!

約3年前にたからべ森の学校に来たトラクターの「たかトラ君」。何人もの訓練生を乗せ、学校農園を耕してくれています。
そんなある日、松ノ下先生より「トラクターの爪の交換をした方がいいよ~」とのお言葉が。
長年、畑を耕した「たかトラ君」の爪は研磨され、真っ直ぐになってしまいました。これでは土を切るだけで耕せません!

早速、爪を購入し、訓練生達で交換していきます!(`・ω・´)ノ オーッ!!

まずは長年つけていた爪を外します。

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しっかり固定をしておかなくては耕運中に外れてしまうので、取り外すのにも苦労している様子(;´・ω・)フー
先生の力を借りたり、助言をいただきながらなんとか外していきます。

今回、交換した爪は26本!すべて外したは後は、新しい爪を固定していきます。

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爪の向きには決まりがあり、土を耕す作業、畝を作成する作業では爪の向きが違うそうです(@_@)!
たか森は土を耕すために使用するので、爪の向きを松ノ下先生に確認をとりながらきつく固定していきます。

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爪を全て入れ替えたら作業完了!

あまり経験する機会が少ないトラクターの爪交換は訓練生にとっても貴重な体験になったことと思います(・∀・)
そして、爪が新しくなった「たかトラ君」これからもたからべ森の学校の一員として元気に学校農園を耕していってもらいたいです!

農産加工販売科訓練生は毎日元気に学校に通っています。

初めて学ぶ事も多く、苦戦している訓練生の姿もありますが、知識・技術を自分の物にしようと日々頑張っています。
これから農業実習・加工実習がどんどん本格化していく中、半年後どんな成長をしているか今から楽しみです(^^♪
また、スタッフも日々勉強!という気持ちを忘れず訓練生と共に頑張っていきたいと思います。

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