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公共職業訓練「調理実習科」訓練が始まりました。

11月14日(月)、平成28年度公共職業訓練「調理実習科」入校式を行いました。

調理実習科」は、調理に関する理論や「食」を提供するために必要な基本的な知識、技術を学べる11月14日~3月13日までの4か月間で行われる公共職業訓練となります。

今回、新しく入校した訓練生は15人。「調理」の職業訓練では最多人数です。
新しい出会いは楽しみではありますが、多少の不安を抱えながら入校式の朝を迎えました(;´・ω・)

当日の天気は残念ながら。しかしながら訓練生15名全員が無事登校し、「おはようございます!」の元気な声にこちらも元気をいただきました(*´ω`)
入校式では、受講にあたっての心構え、注意事項等のお話をさせていただきました。

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初めて会う人達や、久しぶりに学校を感じる空間に緊張している様子を見せる訓練生。
緊張がこっちまで伝わってきます・・・(;´∀`)ドキドキ

その後は校舎内案内。

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休憩時間に過ごしていただく「フォレストスペース」や調理実習を行う「調理室」等、学校の設備を紹介しました。

お昼休憩をはさんだ後は、たからべ森の学校入校式後、恒例の「他己紹介」です。

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他己紹介は、2人組、3人組を作り、3分間の時間の中で相手の事を聞き出し、その後、全体に向けお互いの紹介を行うものです。
この他己紹介を行うことで、訓練生同士がお互いの事を知ることができ、「初日からもう打ち解けている!早いな~」と毎回びっくりします(*´ω`*)
また、スタッフ側も訓練生の事を知ることができ、「どんな紹介が聞けるかな~?」と、入校式の前から楽しみにしている授業です。

今回も他己紹介は盛り上がりをみせ、訓練生も一気に打ち解けたようでした(*^▽^*)

「食」へのしっかりとした技術、知識を養っていく訓練がスタートします。

まずは座学の授業でしっかりと食の安全と衛生、食中毒の予防のための知識や食品添加物の安全性など食品の衛生的な管理についての知識をしっかりと学んでいきます。

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講師の話にしっかりと耳を傾け、一字一句逃さないと真剣にメモを取っています。途中、講師の長年にわたる調理の現場での経験談などを教えて頂き、訓練生も調理場でのリアルな話に、衛生管理に基づく心構えができたようでした。

そして、実習もスタートしました!「野菜調理実習」の授業では、まずは野菜のいろいろな切り方に挑戦です。

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『千切り、拍子木切り、短冊切り、小口切り、いちょう切り』など、講師にアドバイスをもらいながらひたすら切っていきます(。-`ω-)!
野菜の調理法を学ぶのはもちろんのこと、包丁の扱いに慣れていただくのもこの授業の狙いの一つです。

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調理実習科では女性が多いので、野菜の切り方はお手の物!な訓練生ばかりでした。
リズミカルに野菜を切る姿は「さすが!」の一言です(*‘ω‘ *)

今回、使った野菜は「農業人材育成科」の育てたカブキャベツ人参大根です。
学校内で地産地消!これからの実習でもどんどん使用していきたいと思います(*´ω`*)

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4ヶ月という短い時間の中で、「食」へのしっかりとした技術、知識を身に付けていく訓練が始まりました。

4ヶ月後、今の訓練生がどういった道へと進むのか、今から楽しみです。
また、公共職業訓練では初めての「調理実習科」なので、訓練生が快適に勉強できるよう、スタッフも一緒に学び、成長していきたいと思います。

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