農業人材育成科~たか森School Life~
学校農園、実習の様子を紹介します。
野菜栽培実習、土壌肥料実習で冬野菜の定植と大根、人参、ジャガイモの種まきをしました。
8月下旬、冬野菜の白菜、ブロッコリー、キャベツの播種(種まき)をしました。ビニールハウスで発芽し、順調に育ちました。畑に堆肥を散布、耕運し整えた後、畑は野菜が育ちやすい環境になり、土もふかふか!柔らかくなりました。
カボチャの遮光・遮熱トンネルの撤去、夏野菜の収穫、根深ネギの除草、病害虫駆除をしました。
ひょうたんカボチャの下に、敷藁の代用で、枯れ草を敷きました。
地を這う作物は降雨の泥跳ねで葉や芽の先が汚れてしまいます。土が湿ると生った実が腐る事もあるそうです。また、照りつけが強いと、地温が上がって蒸れの原因になるので、地面と作物の間に、藁を敷くことで隙間が出来て、蒸れを防ぐ働きがあります。敷き藁の効用は雑草が生えるのを抑える事にもなるそうです。
大根、桜島大根、人参、ジャガイモの種まきを、【覆土と発芽】の授業で勉強しました。
覆土とは・・・草花や野菜のタネをまいた後、その上に土をかぶせることです。覆土には次のような意味があります。
- タネには嫌光性といって、明るいところよりも薄暗い環境のほうが発芽に適しているものが多い。
- 雨や灌水(みずやり)などで、タネが流れてしまうのを防ぐため。
- 小鳥や虫、ナメクジなどによる食害を防ぐため。
野菜を育てるには色々な作業をしなくてはいけません。
種をまき、植え付けをするだけではなく、畑の管理が大事です。育てる野菜に合った土作り、種をまく時期、追肥、薬剤散布、除草、水やり等たくさんあります。
訓練生は座学、実習を通して農業について、毎日1つでも多くの知識を身に付けようと、学んでいます。
パソコンの勉強にも励んでいます
農業人材育成科で学ぶ事は、農業だけではありません!!先月はコンピューター基礎、ビジネス文書作成を学び、9月9日にはコンピューターサービス技能評価試験(Word3級)の検定試験も行いました。
訓練生は放課後、自主学習行い、パソコンの勉強に励んでいました。
今月は、表計算データ処理実習でExcelを学んでいます。来月7日にコンピューターサービス技能評価試験(Excel3級)の検定試験を行います。
訓練生の皆さん、スキルアップ目指して頑張っています。
再就職を目指す訓練生!!!キャリアコンサルティングで目標を明確にします。訓練を通して学びたい事、これからの再スタートに向けての希望等、訓練生一人一人、再就職に向けて真剣に取り組んでいます。
これからも、充実した学校生活を過ごして欲しいと思います。