平成27年度求職者支援訓練-調理補助者養成科スタート!
5月27日水曜日。スカッと爽やか快晴!!
あまりの天気の良さに、スタッフも布団を干してしまいました。
校庭に布団がある光景・・・ある意味貴重です(笑)
恵まれた天気のなか、求職者支援訓練「調理補助者養成科」がスタート
こんなに恵まれた天気のなか、平成27年度第1四半期の求職者支援訓練「調理補助者養成科」の入所式を無事に迎え、新しいスタートをきることができました。
今回新たに、調理補助者養成科を受講するのは5名の訓練生。
前回実施した短期集中特別訓練では女性のみの申込みとなりましたが、今回は男性メンバーも2人受講することになり、学校がまた賑やかになってきました。
入所式当日は、訓練生の皆さんも少し緊張気味でしたが、スタッフ東のオリエンテーションでの十八番メニュー「他己紹介」を終えるころには、緊張も少しほぐれ、訓練生同士、これまでのお仕事の経験や、興味のある料理、地元周辺の美味しい料理店など様々な話題で盛り上がっていました。
個性豊かな皆さんが集まり、これからの3か月間がとても楽しみです。
訓練生たちはこれからの3ヵ月間で調理の基礎知識やテクニックはもちろん、食品ごとの特性や、栄養素についての知識、安心・安全な食を提供するためのノウハウを習得し、飲食店・保育所・介護施設・病院等の調理補助の就職を目指します。
また、今回の訓練ではパソコンを活用して、献立表や検食簿、食札、食材の発注書といった調理に関連する書類の作成を行うということもあり、スタッフ東もウキウキしています。
完全に危ない人になってますね・・・。
開始から1週間!調理実習もスタート!!
訓練スタートから1週間、食中毒に関する微生物・細菌の知識や、器具・食器・調理場の衛生管理などを座学を通して学んできました。
そして、いよいよ3日(水)から訓練生も楽しみにしていた調理実習もスタートしました!
最初の調理実習は、「野菜調理実習」。野菜の調理を通して、皮の剥きかたや、基本の切り方、鮮度を保つ保存方法などをじっくりと野菜と向き合ってもらいます!!
「今まで自分で料理をしたというのは・・・お米を炊いたことがあるぐらいです」
という訓練生もおり、これからの上達ぶりが楽しみ(^^)
初回は野菜の鑑別、皮の剥きかた、基本的な切り方という点をテーマに、切って!切って!とにかく切る!
野菜の調理法について学ぶということももちろんですが、包丁の扱いに慣れるということも目標においています。
この日挑戦する切り方は、『輪切り・半月切り・銀杏切り・千切り・千六本切り・拍子木切り・みじん切り』。
これらの切り方をまずは押さえて、反復練習を行います。
みなさん、どれがどんな切り方かわかるかしら(^◇^??)
この日の講師は山路先生!!先生のお手本を見つめる視線はみんな真剣です。
先生のお手本を確認し、いざ実践!料理男子への第一歩!
輪切りにした人参を、半分にすれば半月、それをさらに半分(1/4)にすれば銀杏切り。
輪切りにしたものを少しずらして、まな板の上に重ねて並べ細かくスライスしていくと、人参の千切り。
ひとつの切り方から、次の切り方へと進むことが出来るので、とっても効率的ですな~~(^O^)
こちらは、訓練生がカットした拍子木切り(左手)と千六本切り(右手)のサイズ比較。千六本切りって聞いたことが有りませんでしたが、拍子木切りと千切りの中間ぐらいの太さ(マッチ棒くらいの太さ)に仕上げる切り方だそうです。
多少、火を通した際でも、野菜の食感を活かしたいときによく使われる切り方なんだそうですよ。
↓↓↓そうして無心でカットした成果がこちら↓↓↓
良い感じに切れております!!皆さん上手い!!
ちなみに、この日みじん切りの練習に使った玉ネギは、学校農園で育てた玉ネギだったんですよ(*^_^*)
7月から開講の予定となっている、公共職業訓練「農業人材育成科」の訓練生の皆さんが育てる野菜も、これからの調理の実習に登場することができればと嬉しいなと感じています。
学校内地産地消です(^^)
初の実習を終えた訓練生の表情には疲労の色が・・・
特に今まで調理経験が少なかったという訓練生は、包丁を扱うのに緊張の連続だったのではないかと思います。
自然と包丁を扱って、調理作業に取り組めるようにこれからの訓練で繰り返し練習をしていきましょ~!!