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兵庫県洲本市議会議員の皆様が視察にお越しくださいました。

少しずつ涼やかな秋の様相を感じ始めた10月5日、兵庫県洲本市より、市議会議員の皆様がたからべ森の学校の視察にお越しくださいました。

兵庫県洲本市について

洲本市地図兵庫県洲本市は、古事記の国生みの島として記述されている淡路島の中央部にある、面積182平方キロメートル、人口約4万7千人の街です。

瀬戸内海国立公園の指定地域となっており、戦国時代から江戸時代にかけて淡路国当地の拠点となった洲本城跡のある三熊山や、5色の玉砂利の美しさがその名の由来となった五色浜などがあります。

洲本市の特産品と言えば、豊かな瀬戸内海でとれる海の幸と、玉ねぎを筆頭とした農産物に柑橘をはじめとした果物。

ふるさと納税では驚きの返礼品、ドラゴンクエストグッズもラインナップされていました。

ゲームが好きな方なら一度はプレイしたことがあるであろう、ドラゴンクエストのゲームデザイナー堀井雄二さんが洲本市出身だったため実現したそうです。

明治から大正にかけては紡績業が盛んに行われ、当時の工場として使われていたレンガ建物は現在、図書館やレストランとして姿を変え当時の面影を現在にも伝えているそうです。

(洲本市ホームページより一部抜粋~洲本市のホームページはこちら

視察当日の様子をご紹介

台風18号接近で影響がないか前日からドキドキしていましたが、何とか台風の直撃も免れ無事に学校のご案内をスタートさせていただくことができました。

洲本市議会議員の皆様視察風景1

まずはスタッフ小野から学校で取り組んでいる事業内容や、閉校跡地活用としてたからべ森の学校がスタートするまでの経緯等についてご案内をさせていただきました。

今回は、ここでバトンタッチ。

洲本市議会議員の皆様視察風景2

この日は曽於市役所企画課の方にもお越しいただいており、曽於市の概要をはじめ、市で行っている施策等についてもサービスお話していただきました。

洲本市と曽於市は似ている部分がいくつかあります。そのひとつが産業。

たからべ森の学校のある曽於市は農業・畜産業が盛んですが、洲本市でも温暖な気候と土壌を活かした農業や、神戸牛や松坂牛のふるさととして黒毛和牛の畜産も盛んに行われています。

そして豊かな自然も曽於市と洲本市が似ている点のひとつです。

曽於市には悠久の森や、桐原の滝、溝ノ口洞穴などの豊かな自然に囲まれたスポットがありますが、洲本市には落差14.5mの鮎屋の滝や、五色浜。また洲本市は、あわじ環境未来島特区、エネルギーパークとバイオマス産業都市の認定を受けており、食用植物油の生産やバイオマス燃料の精製に活用されるヒマワリや菜の花が咲き誇る様子も、豊かな自然を象徴とする風景となっています。

授業風景と施設紹介

プロジェクターと資料を使っての説明が終わると、授業の様子と施設の紹介をさせていただきました。

洲本市議会議員の皆様視察風景3

この日の授業はスタッフ東が担当している、表計算データ処理実習と農業実務実習。

資材管理をテーマに、農業の実習時に使用する器具・機械、薬剤や包装資材などを適切に管理していくためにどのような取り組みを進めていくか、グループごとにアイデアを出して管理手法を検討していました。

洲本市議会議員の皆様視察風景4

施設見学では、学科教室や調理の実習室を中心にご案内をさせていただきました。

こちらの写真はもともと音楽室だった部屋をアレンジしたキッズルーム。奥には、大人まで対応可能な木製ブランコや、シーソーなども設置されています。

現在、移住・田舎暮らし体験ツアーなどで、ちびっ子たちの憩いの場になっています。

この日は生憎、台風の影響もあってか天気がすぐれず、学校農園のご案内はできませんでしたが、学校の雰囲気を残しつつ活用させていただいている校舎内の様子を興味深くご覧いただけた様子でした。

最後はたからべ森の学校恒例の記念撮影

洲本市議会議員の皆様視察風景5

施設のご案内を終えるとカフェスペースで質疑応答の時間となりました。

学校の取り組み内容や施設の活用方法はもちろん、洲本市、そして曽於市と共に農業や畜産の盛んな街ということもあり、農業や畜産業に関する技術的な質問などもいただき農業のエキスパートである谷口先生にも、お話をしていただきました。

洲本市議会議員の皆様視察風景5

最後はたからべ森の学校、恒例の記念撮影をさせていただきました。

また、洲本市議会議員の皆様より素敵なお心遣い、昭和5年に淡路島で創業し、親子三代で御菓子一筋80余年という老舗、長手長栄堂さんのお菓子の詰め合わせをいただきました。

長手長栄堂さんの詰め合わせ

三熊山の狸、洲本八狸物語にちなんだ、「八狸まんじゅう」や特産の柑橘を使った「鳴門オレンジマドレーヌ」や「レモンケーキ」、そして淡路島の特産の「いぶし瓦」の質感をお菓子で再現した「いぶしやき」など淡路島の銘菓がつまっており、遠く鹿児島にいながら淡路島の特産品を味あわせていただきました。

限られた時間の中でのご案内となりましたが、私たちにとっても非常に勉強になる時間を過ごさせていただき、とてもありがたかったです。これからもお互いに、情報交換などをさせていただくことができればなと感じています。

また鹿児島にお越しの際は、学校へもお越しいただければと思います。

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