2泊3日(1月11日~1月13日)九州鹿児島での田舎暮らし体験日記
令和2年1月11日(土曜)~13日(月曜)に鹿児島県曽於市お試し移住田舎暮らし体験を開催しました(*^^*)
今回は皆様、鹿児島県外(東京都、愛知県、広島県)から3名のご参加でした(*^^*)
魅力いっぱい、楽しみいっぱいの2泊3日をご紹介いたします。
1日目:アメリカから移住した日本人女性の農園に訪問
12時00分にたからべ森の学校に集合し、担当の鈴木・南竹からツアーの内容と学校の設備をご案内!
教室を改装した宿泊室やカフェ、五右衛門風呂に、皆さん驚かれた様子でした。
施設案内が終わるといよいよ体験プログラムに入ります!
地元で人気のフレンチレストランK’s kitchenで昼食
まずは、地元のおいしいフレンチレストラン「K’s kitchen」で昼食です。
シェフの藤崎さんが作る料理は大好評!
この日のランチは新鮮な野菜のサラダにお皿に6種類もの肉や魚のメインが並ぶランチ!
「おいしい!」、「すごい‼」とみなさん大満足のご様子でした。
アメリカから移住した日本人女性の農園に訪問
昼食後はアメリカから移住した日本人女性の農園 KANSHA FARMにおじゃましました。
迎えてくださったのは素敵なご夫婦、アームシャー理恵さんとご主人のロバートさん(*^^*)
移住したときのこと、どうして曽於市財部町を選んだのか、現在の日常、等々たくさんの質問に素敵な笑顔で何でも答えてくださいました。
最後はKANSHA FARMで収穫したハーブで作るハーブティーをオリジナルブレンドで作って、お土産にいただきました!
理恵さんのハッピーパワーと、ここ財部で実践する持続可能な生活に刺激を受け、参加された方から「曽於市の女性は輝いてますね~」というお褒めの言葉をいただきました。
こんなに素敵に見送っていただきました!理恵さん、ロバートさん、ありがとうございました\(^o^)/
財部パワースポットにご案内
霧島ジオパークともつながる財部町には自然豊かな観光スポットがたくさんあります。
その中でも今回は溝ノ口洞穴と白鹿岳にご案内しました。
溝ノ口洞穴は、霧島山系の湧き水が侵食し、数千年の長い年月をかけて作られたといわれる洞穴です。
洞穴内は光も届かない真っ暗な空間が広がっています。
中にはコウモリや・・・いろいろな生き物がいるようです(*^^*)
次は白鹿岳です。
白鹿岳は曽於市で一番高い山で展望台からは360°見渡せて、桜島・高隅山・霧島連山・錦江湾・志布志湾が一望できます。
天気予報は曇りでしたが、何とか晴れてくれて、桜島が噴気を上げているところを見てもらう事ができました。
皆さん、「おぉ~」と歓声を上げてくださって、ご案内できて本当に良かったです(*^^*)
たからべ森の学校で野菜の収穫体験
その後は、たからべ森の学校に戻って翌日の体験に使用する野菜の収穫です。
白菜、ニンジン、ブロッコリー、大根、そして...桜島大根まで。
1日目はこれで終了。民泊される方と星の宿に宿泊される方に分かれました。
2日目:餅つき&石窯調理体験、曽於市で起業された方を訪問
この日は朝9時半に2階の教室に集合。
曽於市役所企画課の職員さんに来ていただき曽於市PRタイムです。
曽於市の魅力や独自の施策について、たくさん説明していただきました。
地元の直売所 山の駅きたん市場で餅つき&石窯調理体験
曽於市PRタイムが終わると今度は地元の直売所「山の駅きたん市場」で餅つき&石窯調理体験です。
石窯調理のメニューは丸鶏・野菜スープ・焼きプリンです☆たからべ森の学校で野菜を切る等の準備をしました。
初めての桜島大根や丸鶏に苦戦しながら、楽しく準備できました!
参加者の方が普通の大根と桜島大根を食べ比べたいと提案してくださったので、ふろふき大根も仕込みました。出来上がりが楽しみです(*^^*)
餅つきは、息を合わせて「ハイッ、ハイッ」と声かけあいながら行いました。風が冷たい日でしたが、すぐに暖まってきました。
つきたてをすぐに丸め、その場であんこを挟んだり、大根おろしをつけてパクリ(^^♪とってもおいしかったです!
お餅に夢中になっている間に石窯調理が完成しました。
丸鶏は皮がパリッパリで、中はジューシー(*^-^*)中に入った特製ピラフも焼き野菜もとってもおいしかったです!
スープは…実は失敗して焦がしてしまったのですが、同行スタッフの鈴木がリカバリーしてくれて、おいしくいただくことが出来ました。
デザートの焼きプリンは表面こんがりでしっかり卵の味がしておいしかったです☆
そして、たか森カフェからの差し入れでぜんざいも頂いて、盛沢山の昼食となりました\(^o^)/
曽於市で就農された山豐農園の豊田さんを訪問
食事の後は、曽於市で起業された山豐農園の豊田さんの畑に伺い、いろいろなお話と自然薯の収穫体験をさせていただきました。
参加者の方も興味深々に質問されていて、有意義な時間になりました。
お土産に収穫した自然薯を頂いて、みなさん大変喜ばれていました(*^-^*)ありがとうございました。
全国遊歩百選の森 悠久の森を散策
予定にはなかったのですが、少し時間が出来たので、全国遊歩百選の森 悠久の森にご案内しました。
行ってみたいとおっしゃっていた参加者の方もいて、「希望が叶いました」、「行けて良かったです」と喜んでいただけました。
大隅弥五郎伝説の里見学&弥五郎の湯入浴
曽於市大隅は巨人伝説 弥五郎どんで知られています。大隅町の中心地の小高い丘には、身の丈15メートル、腰の大刀9メートルという巨人像が東を向いて建っています。その弥五郎伝説の里を見学し、併設されている弥五郎の湯に行きました。
風が冷たい中、畑や悠久の森を散策した後の温泉は最高でした(^^♪
曽於市で起業されたカフェY-PLUSで夕食
温泉の後は、曽於市で起業されたパンランチカフェY-PLUSで夕食をいただきながら、起業や移住、仕事の話など、沢山の質問に答えていただきました。
Y-PLUSの平林ご夫妻は明るい笑顔と周囲の方への感謝の気持ちが印象的で、みなさんすぐにファンになりました。
研究を重ねられたカレーとナンはとってもおいしくて、みなさん感動されていました。
帰る時にはお土産もいただき、みなさん大変喜ばれていました。
星空観察
夕食の後は、たからべ森の学校に戻って星空観察です。
教室で星に詳しい霧島山岳会の南竹成己さんによる講義を受けて、『冬の大三角形とスバル、北極星を見つける』というテーマで学校の屋上に上がりました。
双眼鏡をのぞきながら、「あった」、「見つけたー」と声が上がっていました。最後は月を見て、星空観察終了です。
天気が心配されていましたが、財部のきれいな星空を見てもらえて良かったです。
3日目:曽於市財部の街案内&おいしいお茶の淹れ方
9:30に学校に集合して、無人駅の大隅大川原駅から電車に乗って財部駅に行きました。
大きなイチョウの木がある無人駅の雰囲気を味わいました。
無人駅から電車でGO!財部の街案内&おいしいお茶の淹れ方講座
到着した財部駅には街案内をしていただく、橋口製茶舗の橋口まゆさんが迎えてくれました。
笑顔が素敵な橋口まゆさんに武家屋敷や城跡など、歴史を感じる道や建物について説明していただきながら、街歩きをしました。
雰囲気ある路地や建物がたくさんあり、何度も訪れたくなるような街並みでした。
気分も高揚してみんなで財部のTで記念撮影です(^^♪
また、たたみ屋さんで職人さんが畳を作っているところを見学させてもらったり、橋口金物店で素敵な食器と金物を見せていただいたり、充実した2時間でした。
歩いた後は、橋口製茶舗で「茶いっぺ」です。
「茶いっぺ」とは、鹿児島の方言で「お茶を一杯どうぞ」という意味ですが、それにはお茶を一杯飲んでもらうことで、一呼吸おいて次の作業の無事を願うような送り出す側の気持ちが込められているのではないか、という素敵なお話も聞くことができました。
忙しいとついついお茶を淹れることや飲むことを忘れてしまうこともありますが、「茶いっぺ」と自分に言い聞かせたり、人の事を思ったりしながら過ごしたいなと思いました。
おいしいお茶とぜんざい、お土産というおもてなしを頂いて、みなさん大変喜ばれていました。ありがとうございました。
もちろん、Soo(曽於)Googで記念撮影も忘れずに(*^^*)
たか森カフェで昼食
街歩きの後はたか森カフェで昼食です。
お野菜ランチ、お野菜カレー、それぞれお好きなものを注文しました。
おいしいランチをいただきながら、2泊3日の旅を振り返り、楽しかった思い出やこれからのことなど、時間が足りないほどたくさんお話をしました。
最後は教室に移動してアンケート記入していただき、終了です。
おわりに
このような機会を通して、曽於市の魅力や田舎暮らしの楽しさが少しでも参加されたみなさまに伝わり、
「また来たいな」「曽於市って良い場所だよ」と思っていただけたら幸いです。
最終日のアンケートでは、「人が輝いていた」、「女性が輝いていた」、「地元の人の話に感動した」、「とても良かった」といった嬉しいご意見をいただきました。ありがとうございました。
曽於市には今回のツアーではご案内できなかった観光スポットや資源がまだまだたくさんあります(*^^*)
またぜひとも曽於市に足を運んでいただき、曽於市の魅力に触れていただければと思います。
2泊3日の田舎暮らし体験ツアーに参加してくださったみなさま、ご協力してくださったみなさま、本当にありがとうございました。
最後もやっぱりSoo(曽於)Googでお見送りしました(*^^*)