鹿児島の教育2月・3月号「随想」に掲載いただきました
学校はみんなのもの
校庭に目をやると黄葉した大イチョウの葉が風に吹かれてユラユラと落ちていく・・・・。十一月下旬、私はこの原稿を曽於市財部町にある元中学校の職員室を改装したカフェの窓辺の席で書いています。
現在、「たからべ森の学校」と呼ばれるこの施設は、2013年(平成25年)5月14日に、国の離職者向け職業訓練施設として閉校しました。職業訓練とは、ハローワークで仕事を探している求職者の方が、専門教育を受け、再就職を目指すための教育プログラムです。・・・・・・