平成27年度公共職業訓練「農業人材育成科」訓練スタートしました
雨、雨、雨、、、明けても暮れても降り続く今年の梅雨。
学校の周囲に咲いているあじさい。雨の日に雨の滴に濡れている姿なんて、 とてもみずみずしくて美しい
あじさいの花も雨のしずくを浴びてとても嬉しそうです。
ここ最近、近所の方々との会話は長雨の話題が多く、農作物の成長の不安や災害の心配などなど。
草木をうるおすよい雨のことを「甘雨」(かんう)というそうですが、今年はうるおすどころか、6月の雨量はとっくに1000ミリを超え、道路に覆いかぶさるような山崖が、見た目にも膨らんでいるようでハンドルを握る手に思わず力が入ります。黒い雨雲は、私達の心配が増幅>_<
無事に梅雨が明け、真っ青な夏空を早く見たいものです。
平成27年度農業人材育成科「入校式」訓練始まりました。
7月1日(水)天気(やっぱり雨。。。)
公共職業訓練「農業人材育成科」入校式を行いました。
入校式前日の夜は、まさにバケツで水をひっくり返したような雨。「明日初日なのに、訓練生の皆さん無事登校できるかな・・・」と不安を感じてましたが、当日は無事全員出席する事ができて一安心。
長雨でジメジメと嫌な季節ですが、皆さんの表情は、これからの学校生活に期待と希望に満ちているような表情でした。
新しい教科書も配布し全て揃っているかを確認。机に向かっての勉強なんて、何年ぶり!!???と、ちょっと懐かしく、新鮮な感覚ではないでしょうか~(^^)訓練初日は、入校式、本訓練受講にあたっての注意事項や、安全管理、衛生管理の確認や報告
そして、昨年の農業人材育成科の1年間の様子をまとめたDVDをご覧いただきました。訓練生が作成して頂いたDVD、訓練生視点の写真が多く、これから半年学んでいく過程のイメージが、できたのではないではないかと思います。
最後に短時間に効果的な対人関係を築く、相手の話を傾聴することができる他己紹介
他己紹介とは・・・二人ひと組になって3分間ほど時間を作り、自分について話します。その後、相手のプロフィール紹介を全体に向かって行います。
自己紹介をする場面では、自分で自分を紹介するのが通例ですが、他己紹介では、お互いがお互いを紹介しあいます。自分ではなく相手を紹介すると、話す人も一生懸命。
聞いている人もどんな話題が出るか興味がそそられて、大盛り上がりの様子でした。
初日とはおもえない程打ち解けている訓練生もいて、相手の事をもっと知りたい!と聞きたい!がいっぱい!!!放課後も長らく話が尽きない訓練生もちらほら^^
これから、半年間充実した学校生活が送れるように、スタッフ一同一生懸命取り組んでいきたいと思います。
訓練最初の授業は吉村先生による職業人講話の授業
一期生、二期生と毎年大好評の吉村先生による「職業人講話」の授業!毎年、訓練も折り返しを過ぎて後半の時期に担当していただいていましたが、昨年度の訓練生のアンケートにて、吉村先生の講義を前半の段階で受けたかったという回答も多かったこともあり、今年度は訓練スタート2日目にて早速講話をしていただきました。
働くとはどういうことなのか?職業人ってどんな意識を持っているのか?といったお話から、就職活動時の応募書類(履歴書・職務経歴書等)の書き方や面接に当たってのポイント等、これまでキャリアコンサルタントとして多くの方の職業・就職相談に取り組まれてきた経験を、実例なども交えながらお話しいただき、訓練生自身でもじっくりと考えてみる機会を作っていただきました。
午後からのグループワークでは、「もしも自分がハローワークの職員として、アドバイスをするなら」ということで、実際にあった例を用いてケーススタディを実践。
相談者の悩みのポイントや、それに対するアドバイスの仕方。相談者自身の気付きを促す為にはどうしたら良いかなどグループに分かれて意見を交換します。
自分たちが相談される立場になった時に気が付くポイントが、実は自分たちが相談する立場になった時に見落としがちだった部分であったり、新しい発見につながる部分になった様子も見受けられ、意見交換も熱が帯びたものになっていました。
また、別のグループへ自分たちのアイデアを発表することで、自分たちには出てこなかったアイデアや考え方なども良い刺激となり、就職活動、そしてその先にある職場での働き方という部分においてもとても参考になったようでした。
半年間の訓練生活が始まりますが、職業訓練の目的は、知識・技術・技能を身につけて就職へ結び付けてもらうことです。
そうした意味では今回、訓練開始直後に吉村先生の職業人講話を受けていただいたことは、非常に良かったのではないかなと感じています。
これから授業も本格的な内容へと入っていきますが、この半年間の間に、もう一度、「何のために働くのか?」「将来自分自身がどうなっていたいのか?」「自分の良さ・自分の苦手な部分は何だろうか?」と自分自身と向き合ってもらう機会になれば良いなと感じています。