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曽於市移住・田舎暮らし体験~狩猟編~開催しました(*’▽’)

平成31年1月12日(土)~14日(日)、曽於市移住・田舎暮らし体験2泊3日コース開催しました!

今回はなんと「狩猟編」!たからべ森の学校としても初の試みとなった本企画!

とても盛り上がった2泊3日の様子をご報告します(*^^*)

1日目:森の学校に集合~狩猟体験「基礎編」

1.たからべ森の学校に集合

昼の12時!参加者のみなさんはたからべ森の学校に集合!

担当者が今回のツアーの目的やスケジュールについて説明を行います。

その後は、自己紹介タイム!今回はなんと偶然にも全員福岡からご参加!

みなさん田舎での暮らしに憧れている方々でした!

自己紹介の後は施設を案内し、早速たか森カフェで昼食です。

この日のメニューは「たか森カレー」新鮮野菜ののった特製カレーは大人気です!(^^)!

みなさん、あっという間にペロリ(^^♪

昼食が終わると、いよいよ今回のテーマ!狩猟編のはじまりです!

2.狩猟編「座学」

昼食の後、参加者のみなさんは2階の普通教室に集合、まずは狩猟について学ぶため、基礎講義を行いました。

今回、狩猟について講師を担当していただくのは元中学校の理科の先生で山のガイド、猟師としてもご活躍されている四本先生です。

スライドを使って、狩猟について、制度や注意事項などとても分かりやすく説明して下さいました。

また、小さなお子様向けにも、途中動物クイズを挟んだり、さすがは学校の先生ですね(*^-^*)

参加者のみなさんも、最後までとても真剣な表情で画面や先生の説明に集中している様子でした。

約1時間の講義が終わると、休憩を挟み外に集合しました。

外では先生が、猟に使う罠を実際にもってきて、種類や使い方について説明を行いました。

 

罠と言っても色々なタイプがあり、箱型の物もあれば、くくり式や踏板式など様々な罠を見せていただきました。

参加者のみなさんも実物の罠に興味津々!罠の構造や仕組みについてうなづきながら話を聞いていました。

3.麦踏体験

1日目の座学はここまで、約2時間近くみなさんとても集中して参加されていました(*^-^*)

ここですこし気分転換のため、畑に移動しました。

畑には11月に植えた麦の芽がたくさん出ていました。

これをみんなで並んで踏んでいく「麦踏体験」を行いました。

こうして踏むことで分けつを促進したり、霜で浮いてくる根をしっかりと押さえる効果があるのだそうです。

ちょっとずつ、ちょっとずつ、麦を踏む作業はお隣の人とも話が弾み、仲良くなるきっかけになったりします。

まだ1日目でしたが、麦踏終了時には、参加者さん同士、楽しそうにお話しを楽しんでいる様子でした(^^♪

ここからは自由時間、森の学校自慢の五右衛門風呂に入ったり、カフェでゆっくりと過ごされたりしていました。

18時になり夕食の時間となりました。この日の夕食はたか森カフェのごちそうディナー。

白菜と里芋のグラタン白身魚のフライなど、大人も子供も大好きなメニューがいっぱい!

みなさんほとんど完食していただきました(*^-^*)ありがとうございました!

4.星空観測

夕食の後は、たからべ森の学校名物!屋上から星空観測の時間です!

冬の星空についての講義を受け、屋上に上がりました。

しかし、この時間帯、残念ながら、空は薄く雲がかかっており、あまり鮮明に星を眺めることはできませんでした。

それから、30分くらいして、参加者の方々が外に集まっています。

一緒に外に出見ると、そこにはオリオン座冬の第3角形冬のダイアモンドが輝いていました!

これにはみなさんとても喜んでいる様子でした!

それから夜が更けるにつれ空はどんどん雲が晴れていき真夜中には1面の星空が見えたそうです(*^-^*)

日本一に輝いたこともある財部の星空☆いかがだったでしょうか!(^^)!

2日目:狩猟体験「実践編」

1.山を歩いて獣道を探そう!

2日目はいよいよ狩猟体験の実践編です。

朝食をカフェでとると、参加者のみなさんは山歩きが出来る服装にチェンジ!

昨日も講師をしていただいた四本先生と山の入口で待ち合わせです!

合流すると先生を先頭に山の中に入っていきます!

山の中に入っていくと、そこは木々に囲まれた不思議な空間。

みなさん深呼吸をして、自然の香りを胸いっぱいに吸いました。

しばらく山の中の道を歩くと、妙な鳴き声がします。

もしや、本当に野生の動物が・・・(;・∀・)

参加者のみなさんに緊張が走りました・・・そこに待っていたのは・・・

かわいいヤギでした(*’▽’)まさか野生のヤギ・・・と思ったら、

このヤギさん、先生の弟さんが飼っているのだそうです!

一安心、そして子供たちは大喜び!みんなくぎ付けになりました♪

さあ、探検の続きです。先生の後をついて更に奥へと進んで行きます。

途中、先生が立ち止まり、地面をじっと見つめています。

「先生、どうしたんですか(*’▽’)?」

参加者のみなさんも興味津々!わくわく!!

「これは獣道ですね。」

先生は落ち着いた声でみなさんに説明を始めました。

先生の説明によると、獣道にも、偶然通っただけの道や、常に使っている道があるそうで、

とりわけ人間の世界にしてみれば、国道や県道、私道のようなものだそうです(*’▽’)

いかに国道を見つけて、罠をはるかがポイントとの事でした!

先生は道中、所々で立ち止まり、獣が通った痕跡を見つけて、参加者の方に説明を行いました。

途中には、シカが角を研いだ痕などもあり、参加者のみなさんはびっくりしていました。

片道約1時間程度歩き、たどり着いたのは、つい3日ほど前に先生が60キロ近いイノシシを捕まえたというポイント!

イノシシが暴れ、周囲の土手は崩れ、草や細い木はなぎ倒されていました。

「ここで私は仕留めて、車まで引きずっていったんです」

先生は冷静に説明していましたが、その光景がいかに壮絶な状況であったを物語っていました。

さあ、ここからは折り返しです。来た道を戻りながら参加者のみなさんは先生の説明をおさらいしていました。

「これは、イノシシの足跡だったよね!」

「ここは、県道!」

そんな話をしていると、あっという間に出口までたどり着きました。

2.お昼ご飯~まき割り体験

山を歩いた後は、先生の家の広い庭の一角でお昼ご飯でした。

みなさんいっぱい歩いたからお腹はペコペコです(*^^*)

この日のお昼は、財部の直売所、山の駅「きたん市場」のいなかの弁当!

地元の食材を使い、ガネや煮しめといった地方ならではのメニューがたくさん入ったお弁当に参加者のみなさんとても喜ばれた様子でした。

お昼ご飯を食べて、少し休憩すると、今度は薪割り体験を行いました。

薪割りと言っても、斧で勢いよく真っ二つにするのではなく、硬い丸太に鉄の杭を打ち込み、正確に杭をたたいて割っていきます。

「むずかしい!」みなさん汗をかきながら一生懸命取り組まれていました。

子供たちはと言うと~・・・

同じ敷地内で飼育されているポニーに夢中でした(*^^*)

薪割りが終わると、今度はなめこの駒うちをさせていただきました。

「シイタケの駒うちは聞いたことあるけど(゜o゜)」

なめこの駒うちはみなさんもちろん初めての体験でした

丸太にドリルで穴をあけ、そこに木槌で菌を打ち込んでいきます。

みなさん初めてのドリルの扱いに悪戦苦闘!でも菌を打つ作業は簡単で、子供も大人もとっても楽しそうでした。

駒うちした丸太はみなさんへのお土産となりました(*^-^*)

駒うち体験を終えると、一度学校に戻り、少し休憩タイムとなりました。

3.学校でヨガ体験&移住体験を聞こう

休憩を終えると、今度は学校のキッズルームを使ってヨガ体験です。

財部にお住まいの黒木リアさんに講師をしていただき、ヨガを学びます。

難しいポーズにも挑戦!みなさんとてもすっきりされた様子でした(^^♪

体験の後は、実際に財部への移住者でもある黒木先生に移住についての体験談や田舎の魅力をお話ししていただきました。

先生の明るく話しやすい雰囲気もあってか、話はとても盛り上がり、

いつしか「先生はどうして財部に!?」「これから財部でどんなことをするんですか!?」

といった黒木先生への質問コーナーになっていました(*^^*)

黒木リア先生、ありがとうございました。

4.ジビエ料理食べよう

ヨガの後、みなさんは財部温泉でゆっくりと過ごし、山歩きや体験の疲れを取りました。

温泉のあとはいよいよ、ジビエ料理の試食です!

学校の近くにあるフレンチレストラン「K’skitchen」の藤崎シェフの手によって、

ジビエが最高のディナーに生まれ変わりました(*^^*)

 

鹿や猪、カモなどを使った料理は、どれも一般的な家畜よりもずっと上品に感じるほど、繊細な味わいで、最高でした(^^♪

「今まで食べてきたのジビエは何だったの!」「すごい!全然イメージと違う!」

参加者のみなさんもそのあまりのおいしさに、びっくり、そして感動している様子でした。

大人も子供もみんなとても喜んで、完食していました(*^-^*)

猟の際の迅速かつ適切な処理、そしてシェフの調理の技術、それらが合わさってはじめて生まれた最高のジビエディナーでした。

参加者のみなさん、満足していただけたでしょうか!(^^)!

食事の後は学校に帰り、みなさんゆっくりと休まれました。

3日目:最終日、財部町ご案内ツアー

1.曽於市PRタイム

最終日は朝食の後、曽於市役所企画課の佐藤さんによる曽於市PRタイムからスタートです。

曽於市の魅力や移住者にお得な仕組みについて佐藤さんが説明を行います。

佐藤さんが、一通り説明を終えると、会場からは様々な質問が(*’▽’)

「曽於市の就職先について・・」「子育て支援について・・」「市営住宅について・・」などなど、

曽於市に関心を持っていただけてとてもうれしく感じました(^^♪

また、気になることがございましたらいつでもお問合せ下さい☆彡

2.無人駅から電車に乗ろう~商店街散策~道の駅たからべで昼食

曽於市PRタイムの後は、大隅大川原駅から電車に乗って財部駅を目指します!

「みなさん!ちょっと早歩きで行きましょう!」

アテンドするスタッフは少し焦っていました、だってこの電車を逃すと・・・

次の電車はなんと4時間後!!田舎は一日に停まる電車の本数がとっても少ないんです!

みなさん無事電車に乗り、財部駅を目指します。

でも、参加者の方々は無人駅から無人駅に電車で行くのは初めて、少し緊張した面持ち(^^♪

「到着したら、前にいる車掌さんにお金を払うんですよ!扉は前しか開かないです!」

と事前に色々お伝えし、ドキドキしながら降車!問題なく財部駅に到着する事が出来ました!(^^)!

ここからは、財部の商店街散策、ガイドは橋口製茶の橋口真由さんにしていただきました。

はじめに向かったのは財部にある金物店「橋口金物店」さん

でも、ここ、ただの金物屋さんではなく・・・

超かわいい食器がいっぱい並んでいるオシャレ金物屋さんなんです(*^^*)!

参加者のみなさんも「素敵な食器がたくさんある~」と言って写真を撮ったり、手に取ってみたりと喜んでいるご様子でした。

橋口金物店さんの次は、橋口製茶店さんに移動。

橋口さんが淹れて下さったとてもおいしい財部茶とぜんざいをいただきながら、

財部のお茶の事、また曽於市の生活の情報を話していただきました。

移住する場合の生活にかかる費用や小中学校の現状など、参加者の方々の質問を受け、色々な話をしていただきました。

参加者のみなさんも真剣な表情でうなづいたり、夫婦で相談をしているような様子も見られ、

移住に向けたリアルな情報を得ることが出来たのではないかと思います。

最後は、趣のある素敵な店舗の前で記念撮影!

橋口さん、本当にありがとうございました。

橋口製茶店さんでお話しを聞いた後は、道の駅たからべまで歩き、道の駅の中にある「レストランきらら」で昼食です。

みなさん、鹿児島ならではの黒豚丼など、「おいしいね!」と言って召し上がっていました。

中には「これでこの値段は安いよね!」と価格に驚く方も(*^^*)

食事の後はショッピングタイム!

道の駅の中で曽於市ならではの柚子製品やお茶と言ったお土産を皆さん手に取って購入されていました。

ありがとうございました(^^♪

道の駅でのショッピングを終えると、学校に戻り体験終了の時間となりました。

2泊3日という短い期間でしたが、帰りにはまるでみんな家族や親せきのように仲良しになっていて、

特に子ども達は「まだ遊ぶ!」と言ってしばらく学校から出ようとはしませんでした。

最後は学校の前で恒例の記念撮影!!パシャリ!

こうして、2泊3日の体験が終了しました!

3.市営住宅見学

体験終了後、市営住宅の見学を希望された方がいらっしゃったので、近くの住宅の見学をお行いました。

今回は外観のみでしたが、周りの風景や家屋の外観を見て、

「こんな田舎で暮らしたい!」「あの家賃でこれはすごい!!!」ととても喜んでおられました。

ぜひとも移住を検討していただけたらと思います(*^^*)

4.おわりに

今回の移住・田舎暮らし体験はいかがだったでしょうか。

狩猟と言う私たちたからべ森の学校としても初めてのテーマへの挑戦でした。

不慣れなこともあり、ご迷惑をおかけすることもあったかもしれませんが、参加者のみなさまのご協力により、無事3日間終えることが出来ました。

アンケートには、

「子供たちがのびのび走り回る姿をみて、移住したいと思いました。」

「貴重な体験でした。ジビエ料理も最高でした。」「豊かな自然ならではの狩猟体験、最高でした。」

といった嬉しいご感想をいただきました。本当にありがとうございました。

曽於市には今回はご案内できなかった素敵なスポットがまだまだたくさんあります。

ぜひまた、曽於市に足を運んでいただき、この街をもっと好きになっていただけたらありがたいと思います。

参加されたみなさま、本当に3日間ありがとうございました。

 

 

 

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