閉校跡地活用施設の視察見学に行ってまいりました~Part2~
視察見学3泊4日の旅~淡路島、徳島~
閉校跡地活用施設の視察見学に行ってまいりました~Part1~で大阪、京都の旅をご紹介。
今回はその第2弾!!京都から淡路島へLet’s go→
観覧車が見えてきました~!!
明石海峡大橋を渡ったところに位置する淡路SAは、神戸淡路鳴門自動車道の本州側からの玄関口に当たり、Uタ一ン・上下線・一般道へといろいろな方向に進むことが出来ます。
淡路島の複合観光施設「のじまスコーラ」
閉校となった淡路市立野島小学校をリノベーション!!
自然やアート、美味しい料理を堪能できる空間、「のじまスコーラ」として新たにオープンした施設です。
白と赤を基調とした建物が見えてきました~
「ス、スゴイ!!この建物はもともと小学校だったの!!???」
と、思うほど綺麗な校舎☆
校舎3階からの眺めもいい感じ~ !芝生のテラス席も数多くありました。
のじまスコーラではカフェ、ベーカリー、マルシェ、レストラン、アニメキャラクターショップ、オーシャンテラスでの淡路牛のバーベキューもできるようです。
淡路島は特産の玉ねぎをはじめ、海の幸、山の幸、大地の恵みが豊富。のじまマルシェでは、地元の契約農家さんから毎日届く、朝どり野菜を販売しているようです。また地元の特産品やお土産品、雑貨なども充実!地元の方も気軽に買い物に来れますよね~
1階のCafe Scuolaでランチタイム
昼食に注文したのは↓↓↓
・淡路島たまねぎピッツァ
あめ色玉ねぎと、シャキッとした食感を残した玉ねぎ2種類を贅沢に使用した、玉ねぎの甘みと旨味にブラックペッパーがピリッと効いてまた食べたくなる美味しさでした~
・アマトリチャーナ
淡路島トマトと甘い玉ねぎ、ベーコンとグラナパダーノチーズが入ったトマトベースパスタもまいう~
・朝どり野菜サラダ
玉ねぎドレッシングの相性もGood!!
カフェやマルシェ、リストランテ、ベーカリーなどが併設されたかつての小学校。淡路島の魅力がギュッと詰まった「のじまスコーラ」でした。
「学校農園で収穫した野菜を使用したピザやパスタ、サンドイッチ等いつかたくさんの方に提供できたらなぁ~」と、夢がドンドン膨らみます~♪
ノマド村
淡路市長澤にあり、地元の方々に親しまれてきた生穂第二小学校。アーティストさんと島内外の職人さんが協力して改装し、ノマド村に。
施設内をご案内して頂いた高木さんはハタラボ島協同組合のメンバーです。私達が訪問させて頂いた日は【ハタラボ島 / ノマド村プレオープンイベント】の準備の真っ最中でした。
アーティストさんによる木工のアトリエ。手作りの本棚や、テーブル、イスは芸術家さんが集まり作ったというだけあって、オシャレな雰囲気で素敵。
ここから、いろんな作品が生まれてきたのでしょう!!
施設内は
オフィスオーナー『曜日に関わらず、いつでもノマド村を利用可能。シェアオフィスのオーナーとして、運営ルールにそってご活用』
ビジター『木・金・土・日曜は、ビジターにもワークプレイスを開放。週末だけの副業や独立準備、不定期でノマド村を 活用したい人などにおすすめだそうです』
カフェノマド『土・日曜は、オープンスペースでカフェを営業。一般の人も食事をとったり気軽に楽めそうですね。』
木製のピアノもありました。「1歳のボク初めてのピアノ演奏」ニコニコ笑顔で楽しんでましたよ~♪
仕事やコミュニケーションの場として開放することで、個人と企業、島の中と外、業種や人種の垣根を越えた、新しい働き方を見つけていけるハタラボ島×ノマド村さんでした。
「ハレとケデザイン舎」
ハレとケデザイン舎は徳島県三好市にあります。三好市は徳島県の最西部、四国のほぼ中央に位置し徳島県のなかでも最も山深いところ。校舎、壁面が小学校の雰囲気そのまま。学校のエントランスには卒業制作のイラストが描かれています。騒音が無く小鳥がさえずる音だけが、心地よく耳に響く。どことなくたからべ森の学校の雰囲気とも似てるかも。。。と感じさせる場所にありました。
東京からのIターンしてこの地に来たオーナー植本さんは、 旧出合小学校の跡地を活用して、デザイン事務所の運営からスタートし、カフェも始めたそうです。現在は「ハレとケデザイン舎」としてデザイン・カフェ・ワークショップ、ホステル事業などを展開されています。
屋外へのアクセスが容易な廊下もかなりオープンな印象を受けます。
ウッドデッキもすごくいい感じ。ここを使って色々なイベントを行うようです。
「人が集まる」「人を集める」には非常に雰囲気のいいところです。
他にも多目的教室、こども図書館、音楽BARがありました。
施工前は理科室、図書室、職員室だったとのお話を聞けば、なんとな~くその雰囲気がそのまま残ってます。
一番の感動は「ハレとケデザインホステル」
旧出合小学校になんと!!宿泊ができるのです!!
2階にあるドミトリータイプのお部屋は「家」のような可動式ベッドがあるんです。窓もあり、屋根をかたどった3角形の壁面が、かわいいおうち感を演出しています。
可動式なので、グループ同士好きな向きで利用できるのもおもしろいですね~。洗面スペースも使いやすくリノベーションされています。
ハレとケ珈琲
もともとランチルームだったこのスペース↓↓↓
黒板にフードメニューが書かれてますね。チョークの文字がしっくり☆
国産小麦に拘ったピッツァは、トマトとモッツァレラのシンプルピッツァ、和風ピッツァ(味噌テイスト)パンビーノ(コーン・チキン)、甘めのデザートピザもあります。あとカフェの定番ケーキやカレーも!
2種類のピッツァと、フライドオニオンがトッピングされた欧風カレー、自家焙煎のアイスコーヒー、ハレとケコーヒー(アイスカフェオレ)、果実のシロップサイダーを頂きました~。
ドリンクの容器は、外や室内、好きな場所で飲めるようメイソンジャーになっていて、見た目にもオシャレ!
私たちが訪れたその日は、地元の年配の女性同士や、遠方から来たという若い女性の方々など客層は幅広く、お客さん同士が挨拶し、言葉を交わす様子がとても気持ちよかったです。時間がゆっくり過ぎる空間でした。
視察見学を終えて・・・
3泊4日の視察見学を振り返ってとても勉強になりました。閉校の後の様々な活用法や取り組みを知る事ができ、実際に見学することで今まで無かった発想や施設の利用方法など知る事ができました。
そして、なにより!!とーーーっても楽しかったです♪♪♪
これから、 たからべ森の学校を新しい交流の場として、皆さんに提供できることを目指し、地域産業の発展、地域活性を図り「様々な人と人が気軽に交流できる、あたたかみのある場所」として曽於市の新しい形の活性化を目指していきたいと思います。
今回の視察見学でたからべ森の学校の新しいカタチ、未来に向けて提案・構想がどんどん膨らみます。一緒に実現を願う仲間、企業、団体みんなで実現できればと思っています。